昨日の宇宙人の妹の涙
1か月くらい前にかいた
吹奏楽部での
アンサンブルコンテストオーディション
僅差の先輩と二人だけ
1か月間弱練習してから
すでに選ばれているメンバーと
実際に演奏して
点数の高い方がアンコンメンバーとなる
・・・
昨晩
宇宙人の妹
帰宅
新居は3次元ワンルーム
ワタシが仕事をしている席から
玄関がのぞける
ただいま
の
声がきこえた
のぞく
宇宙人の妹
○○が選ばれちゃった
見上げた宇宙人の妹の
メガネはマスクのせいでくもっていて
表情はまるでわからない
声もよくききとれなかったが
○○が選ばれちゃった
と、きこえたような
ワタシ
仕方ないよ、先輩にとっては最後の年
今朝も話した通り
実力差がないなら先輩がでるのがよし
宇宙人の妹
階段をあがってきて
「だから○○が選ばれちゃった」
○○は宇宙人の妹だった
その瞬間
涙が出た
その涙は
先輩の気持ち
そして
先輩の母の気持ちに
瞬間的になってしまったよう
その涙をみて
宇宙人の妹も
自分も涙がでて
どうしていいかわからなくて
と
困った顔の彼女
結果を聞いた
平均点0.3点差
宇宙人の妹となった
その直後
同じ楽器の同級生に
「おまえなんてことしてんだよ」
と言われたとか
いやいや
なんてこともしてないぜ
おぼっちゃん
と思ったが
なんとも
誰にもどうしようもない
この結果に素直な反応の同級生
1年生がやぶれる方が
ことなきを得ただろう
けれど
きっと
そんなことの連続のセカイなのだよ
勝負するトキは
それにしても
映画をみても
本を読んでも
ほとんど涙をながさない彼女の
その時の涙は
大事な気持ち

コメントをお書きください