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むかしながらの ロックウールと押出ポリスチレンフォーム

断熱のはなし

ずぼらなハコ(仮)は
なんちゃってエコハウス
がんがんエコハウスほどは
精密にはつくらないけれど
(それは所詮東京だから)

けれど
東京の夏
東京の冬に
対応できる断熱性能は確実に
ということで

以前からある
低コストの断熱材の中から
厚みと方式で工夫した
(下記で示す熱伝導率とは数値が低いほど
熱を通しにくく断熱性能が高いことを示す)

床下には
押出ポリスチレンフォーム50ミリ
(商品名スタイロ)
熱伝導率は0.03程度
これを基礎の立ち上がりと
ベタ基礎の面に。
これは、昔の床下を通風部にするのと真逆

壁は
ロックウール100ミリ
今回は壁が燃えにくくなることも
重要なポイントなため
断熱性
防音性
不燃性
に優れたモノとした
熱伝導率は0.038程度
(高性能グラスウールとコストも数値も同程度)

天井は
ロックウール200ミリ
そう、200ミリ
屋根の通気層の下に
梁の高さが20㎝ちょっとあるので
その範囲でしっかり断熱!
ここは大事。
何用かというと
直射日光対策!
屋根は金属
熱をじゃんじゃん吸収
その真下に通気層をつくり
あつい空気を排熱
その下で200ミリの断熱材で
その下の
平面的にも
断面的にも
ワンルームのずぼらなハコ(仮)を
夏のおそろしい日射からまもる!

イメージしてほしいのは
断熱性能が低い屋根(天井)に
つくられたロフト
もあ~っとした空気が滞留

あっつ

そうならないよう
屋根が吸収してしまった
熱気を通気層でにがし
その下に
がっつり断熱材をいれて
ハコをまもる

高性能な
高性能な
断熱材は
ほんと、たっくさん
でてる
コストも高性能?
なので
それを
実際使う必要があるかどうかは
ケースバイケース
この薄さの中で
こんな見えるところに
断熱性能がほしいの!
って場合は
もちろん使う

今回は
むかしながらの
ロックウールと
押出ポリスチレンフォーム

サッシももちろん
同等の熱伝導率のあるもの
つかってる
サッシについては
語ることがたくさんあるので
また今度

体感するのが楽しみすぎる!


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コメント: 1
  • #1

    にし (金曜日, 10 7月 2020 11:51)

    タイトル、「むかしながらのロックンロール」と読んじゃった。200ミリ!ぶちこんだね~!