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子と育つ建築母さん 1

この秋、長女の棲み処をつくる。

決めた。

 

お年頃の彼女は最近、g3が昔から苦手な女子になってきた。

(g3は女子だが女子苦手)

まあ、成長の証であろう。

そんな彼女のために、

g3、彼女の棲み処をつくることにした。

よい意味で、引きこもれる処。

建築母さんだから、成長した彼女へのアプローチも建築で。

 

この家を改修して住まい始めたのは、子供たちが幼少期の頃。

幼少期といえば、ほとんど子供たちは親の目の届くところで過ごす。

そこで、そのタイミングでの改修は、前庭とリビングでの、日常を盛り上げることを主眼に。

そうして、これまで、この前庭とリビングで育った彼女たち。

ある時は

前庭に自分でつくったスツールをたくさんだして、あっという間に朝食の場。

ある時は

段ボールハウスをつくる創作の場。

ある時は

部屋を真っ暗にして、ソファで、トウモロコシをフライパンでパーッンとさせたポップコーンを抱えて映画会。

リビングの雑多なもの、本棚、テレビ、ピアノ、全て扉の向こう。

閉めればみえない。

扉を閉めれば、その時になりたい場になる、なんて考えた。

こんな感じ↓

(写真はこちら)

 

宿題も、

勉強も、

何かかいたり、

何かつくったり、

本をよんだり、

遊んだり、

泣いたり、

笑い転げたり、

 

全部、ここ。

 

そして、

時期が来たと思う。

彼女の棲み処が必要。

ひとりになりたい時もあるね。

そんな時、ひとりになるなら、居心地のよい処がよいね。

(でも、せまいよ、それだけは、どうにもできない…。)

 

子と育つ建築母さんg3

この秋、つくります。

 

いや、つくりません。

つくるのは、大工さん。

 

木工部でもたいへんたいへんお世話になっている

近所の材木屋、田中商店さんの田中さん。

田中さんの、シルバーなお友達大工さん。

g3。

 

の、

シルバーなコラボ。

やってみよう!